未来デザインネクスト2018

こんばんは🌙

 

私は先日六本松の福岡市科学館で行われた

未来デザインネクストという講演会に

参加させていただきました。

 

私は、初めてこのような講演会に参加したので

どういう雰囲気なのか未知の世界でした。

いざ行ってみると、

福岡デザイン専門学校の生徒さんのおしゃれさ😳✨が、第一印象でした。(え、そこかよ)

専門学校の授業の一環であるため、

多くの生徒さんがいらっしゃいました。

 

そして、いよいよほぼ満席の状態で

菅 俊一さんの講演会が始まりました。

 

菅さんはNHKの2355という5分間の番組を作っていて、動画を拝見させていただきました。

 

感想は、、、、すごい、、、

 

私では思いつかないようなものばかりで

発想力というのか創造性というのか

素晴らしいなと思いました。

 

菅さん曰く、創造性とは

・天から何か降ってくるのを待つこと

・才能のある特別な人が持っているもの

 

ではなく、、

 

思考技術を学び訓練することで誰でも獲得できるものであるらしいです。

 

その創造性を支えるためには

 

1.観察の技術

2.分析の技術

3.発想の技術

 

という3つの思考技術が必要であるそうです。

 

ここから菅さんがおっしゃっていたことをまとめてみようと思います。

 

観察では、

【先入観を操作するために「踏み台としての政策」を作る。】ということで、

人間は先入観で物事を判断してしまっているそうです。

 

例えば、

ペットボトルにただの水が入っていたとして、

そこに(いろはす)というラベルが貼られていたら、飲めるおいしい水を想像しますが

 

一方で、同じ水でもラベルに(雨水)と書かれていると私たちは美味しく感じないということです。

 

私は、菅さんに聞いて

なるほど!!確かに先入観で勝手に物事を決めてしまっているなと思いました。

 

さらに、菅さんは観察における制約の例を

3つ挙げていました。

 

1つめは、

➀痕跡に着眼する        です。

 

菅さんは、

駅の床の標識に着眼して見たところ、

文字の半分はくっきり読めたが文字の半分は

歩いて消えてしまっていた。

 

何故、半分だけきえてしまったのかを

検証したところ、人間はコーナーを最短距離で

いこうとすることが分かったそうです。

たくさんの人がコーナーを最短距離で歩いているため、半分だけ文字が消えてしまったのです。

 

このことから、コーナーよりに看板を置いたりすると人間の目につくかな?などの案がうまれます。

 

2つめは、

➁後で付加されたものに着眼する です。

 

ドアに【注】とマスキングテープで書いてあり

よく見てみると、左端が剥がしやすいように

全部はるのではなく山折にされていたのです。

 

このように後から付加されたものに着眼してみると、何か工夫があり今後の案に活かされるかもしれません。

 

3つめは、

➂見間違えや認識のエラーに着眼する  です。

 

例えば、烏龍茶のペットボトルの中身がオレンジ色だったら違和感を感じます。

 

これは、私たちがよくラベルを見ることを意味しています。

人はフレームに認識を引っ張られてしまうのです。

 

以上のことから、

新しい良い仮説得るためには、

 

日常の違和感を見逃さず、「なんとなく」ではなく、理由や要因を常に言語化することが大切だそうです。

 

また、

日々の継続的な観察と言語化が未来のアイデアを作るとおっしゃっていました。

 

この講義を受けて、

どのような点に注目し観察すべきなのか

以前より学ぶことができました。

さらに、1日の1つの気づきが今後の私の

引き出しに繋がるので、

いつも同じ道を歩くのではなく、たまに違う道を歩いてみたり、

ぼーっと歩くのではなく周りを見渡して

何かを着眼して見てみたりしていこうと思います。